校長挨拶

 保護者の皆様、地域の皆様、初めまして。港区立赤羽小学校より、芝浜小学校初代校長として着任いたしました、宮﨑 直人(みやざき なおと)と申します。私は小学校の教員として20年間教鞭をとった後、東京都教育員会の事務局である東京都教育庁指導部で、教育行政に10年間携わりました。
 その後、港区立赤羽幼稚園 園長、港区立赤羽小学校 校長として5年間学校経営に努めました。思い起こせば、この35年間、とても多くの人との出会いがありました。その一つ一つが、今の私を支えてくれています。
 「一期一会」という言葉があります。これは、千利休の弟子、山上宗二の著書「山上宗二記」に「一期に一度の会」とあることによります。茶道の心得を表した言葉で、「茶会は、毎回一生に一度だという思いを込めて、主客ともに誠心誠意を尽くすべき」ということから、「一生に一度しかない出会い」という意味になったとのことです。
 子どもたちにとって、この4月は、新しい学校、新しい校舎で、友達や先生など、新たな出会いがたくさんある時期です。様々な人たちとの出会いを大切に、新たな気持ちで、新たな目標に向かって充実した学校生活を送ってほしいと思います。
 本校は、教育目標を、
〇 自他を価値ある存在として尊重する子【徳】
〇 自ら考え、行動し、判断する子   【知】
〇 心身ともに健康で、運動に親しむ子 【体】
として、「やる気・元気・勇気 一人ひとりが輝く 芝浜っ子」をスローガンに人間尊重の精神を基調とし、健康で知性と感性に富み、広く社会において信頼される人間性豊かな品性のある児童の育成を目指します。
 そのために、教職員一同、「チーム芝浜」として、芝浜の子どもたちのために全力で職務にまい進してまいります。
 子どもたち、保護者の皆様、地域の皆様お一人お一人との出会いを大切に、「一期一会」の心をもち、日々の教育活動を進めてまいります。皆様の温かいご支援とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。